|
2003年9月14日
第3回目の親睦会も県内でのメジナの実績が高い日立港沖提で開催した。
今回の参加者は全メンバー15名のうち10名参加のもと、日立フィッシングセンターサウス店に集合。午前4時の一番船で沖提へと渡り、堤防南突堤付近にそれぞれ釣り座を構える。
常磐の海は回遊魚のシーズン真っ只中にあり、投げ釣り師、ルアーマンと多彩な顔ぶれが堤防をにぎわせている。
天候にも恵まれて外海のテトラ帯と内向き側の2組に分かれてスタートフィッシング。
日立港沖提は久慈川河口の近くにあり、最近の夕立の影響で川濁りが懸念されたがさほど影響もなく爆釣に期待を膨らませ各メンバー、いつも以上に丁寧なコマセ作り、仕掛け作りに精を出す。
本日の潮は大潮。しかしながら、納竿予定時間までは下げ潮になるのが少々気になるもゴールデンタイムとなる朝マズメ、期待を込めて実釣開始する。
竿を出してメンバー達にヒットするのは中型アジばかり。一応土産としてキープするも本命のメジナの姿は未だ見えず。
海の状態は、外海のテトラ側は足元から払いだす潮でナカナカ良い感じだがサラシの勢いがイマイチ、内向き側は表層と中層の流れが違う完全なる二枚潮である。
各メンバー、仕掛けの作り直し、コマセの撒き方を工夫するも一向に本命の姿は見せてくれない。
今日もダメかと半ばあきらめに似たムードが漂う中、コマセを撒き始めてから3時間ようやくメンバーの祈りが通じたのか、メジナの上下運動を確認できるようになった。
外海のテトラ組も何名か内向き側に移動するも、メンバー達の殺気を感じとってしまったのか、コマセに反応するも付けエサには全く見向きもしない。
ハリス、ハリのサイズを変更してあの手この手と駆使するも、あざ笑うかのごとく全て空周りの状態である。
そんな中、気力で勝ったのか、諸橋氏と山本氏がコッパサイズ3枚を釣り上げるものの、キーパーサイズまでは及ばず、追尾することはなかった。
その様ななかで、テトラ帯に釣り座を構えていた小泉(武)氏、小沼氏、松金氏、林氏に40センチに少し足らないカンパチをヒットさせる。
その後時折カンパチをヒットさせるも、時合が過ぎたのか、潮の影響かそれまで見えていたメジナの姿も見えなくなり、スットプフィシングの時間になった。
この日の釣果は、カンパチ6枚、中型アジ20枚、コッパメジナ(もちろんリリース)3枚であったが本命の姿を見たにも拘わらず、この釣果はいささかストレスの残るものであった。
帰りにはいつものラーメン屋に立ち寄り、仕事明けの三本松氏も合流し、来年度から支部独立運営予定のため、役員、運営方法等メンバーで話し合った。
次回は、寒メジナ狙いで伊豆諸島の新島へ支部初の離島遠征釣行を12月頃に開催する計画を決定した。
イマイチの釣果ではあったが、今回は最多の参加者のもとで、互いの釣技を見たり支部運営を真剣に話し合えたりとより一層の親睦が深まった意義のある一日であった。
|
外海テトラ帯に釣座を構えるメンバー
「釣れませーん」小沼氏のOKサイン
松金氏の本日最大のカンパチ
なんか今日が竿の筆卸だそうで。
あたり竿になるか・・・
小泉氏のカンパチ。うれしそうです!
南突堤から北を望む |