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九州地区では「2nd ALL NIPPON G-1 GURE TOURNAMENT」に向けての九州地区代表5名を選出するため、宮崎県北浦一帯の磯において九州地区予選大会を開催した。
6月23日の大会当日は旧暦5月13日上り中潮2日目で、梅雨の谷間の快晴となり、釣り大会にはもってこいの天気で好釣果が期待されるところであったが、事前の情報ではコッパグレが多く良型はなかなか出ないとのことで多少の不安を残して、各支部代表31名によるトーナメントがスタートした。
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■1回戦 |
15試合中8試合が規定寸以下の早掛けで勝負が決まり、4試合がジャンケン、残り4試合が検量結果で勝負が決まった。規定寸以下の早掛け勝負が多発する中、3枚で1290グラムを釣った片渕選手(佐賀)の釣果が光っていた。 |
■2回戦 |
二回戦は一回戦突破の15名と抽選でシードとなった1名の計16選手で行われた。
一回戦と同様に磯によってムラがあるものの、8試合中4試合で釣果があり、各選手の釣技の程が伺える結果であった。
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■3回戦 |
この試合で勝ち残るか好成績を残せば全国大会に出場できることになり、進出者は皆真剣な表情で試合に臨んだ。
この中の1試合、トマスの磯で行われた安井選手VS中川選手の地元宮崎勢の対戦を審査員と して見せて貰った。この二人は支部予選でも対戦していたのだが、この時は安井選手が勝者となり、中川選手にとって先輩相手のリベンジマッチである。
開始早々中川選手が掛け、数秒後に安井選手も掛けたが、両者共規定寸には届かなかったものの、中川選手が先手を取った事に変わりなく気分的に多少の余裕が出たものと思われた。その後遠近を釣り分けていた中川選手が規定寸2枚をキープしてハーフタイム終了、場所交代後安井選手が玉網に収めたのは30cm級の口太であったが後が続かず、針掛かりするのは皆リリースサイズばかりでタイムアップとなった。検量の結果、後半に1枚追加した中川選手が3枚700グラム、安井選手は1枚430グラムで、中川選手が晴れて今大会の優勝者となった。 |
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今大会で選出された5名の全国大会での活躍を祈念するとともに、今回お世話いただいた道北 宮崎支部長ならびに宮崎支部会員の皆様に厚くお礼申し上げます。 |
九州地区本部長 檀正伸 |
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<全国大会出場者>
順位 |
名前 |
所属支部 |
1位 |
中川 俊一郎 |
宮崎支部 |
2位 |
夏田 雄介 |
宮崎支部 |
3位 |
岩崎 友樹 |
熊本支部 |
4位 |
椎 浩幸 |
宮崎支部 |
5位 |
安井 正義 |
宮崎支部 |
補欠 |
幸 鉄也 |
大分支部 |
補欠 |
片渕 守 |
佐賀支部 |
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全国大会出場者 |
九州地区大会参加者
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4位 椎 浩幸
5位 安井 正義 3位 岩崎 友樹 |
2位 夏田 雄介 1位 中川 俊一郎 |
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