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熊本副支部長 岩崎 友樹
平成14年 6月23日(日)
宮崎で開催された「2nd ALL NIPPON G-1 地区予選」にて

 前日の情報でアジ子が多いと言うことだったので、ツケエはオキアミ生とボイルの2種を用意。
 1回戦の結果から「今日はあまりグレは出てこない状況」と予想し、2回戦に臨みました。
 まだマキもしていないのにコッパグレがチラチラ。まずは「早掛け」で試合を有利に・・・という作戦だったが、そうはウマくいかないのが現実、早掛けは相手に取られてしまった。
 こうなったらキープサイズを釣るしかない! 最初はコッパの中からキープサイズを狙ったが、ハリにかかるのはコッパばかり。今度は少し遠投してタナを少し深くしてもコッパ・・・。時間だけが刻々と過ぎて行く。遠投してタナを竿1本強で流していたところ、今までとは違うウキの消し込み。アワセを入れやりとりを開始した直後、ウキが水面に・・・。グレではない横走りは、案の定青物カツオだった。
 磯際にはずっとマキエを打っていたのだが、見えるのはエサ盗りばかり。あと残り15分位いの時、磯際にマキエを撒いて観察していたらチラッと一瞬キープサイズが見えた。でも水面近くはコッパとエサ盗りだらけ・・・。あとはマキエワークでかわして釣るしかない! 多目のマキエでエサ盗りをクギ付けにして、ポッカリあいた所へ何度となく仕掛けを打ち込んだ・・・。これが功を奏して、やっとキープサイズ25cmを1匹釣ることができました。
 3回戦の磯はビックリする程アジ子が多く、磯際にマキエを入れても海が真茶色に・・・遠投してもアジ子のナブラ。ボイルでも全然ツケエがもたない状況。試行錯誤の末、やっと「これだ!」と言うのを見つけ出したのが後半戦の残り20分前。ハリスのチモトに2Bのガン玉をずらして早くなじませ、マキエは潮上に。ウキにはかぶせず仕掛けは遠投。タナは竿1本と1ヒロ。
 ウキが一瞬で消し込まれ、アワセを入れると “ドン” “ブチッ”でバラシ。同じパターンで次は小さいけれど手前まで寄せてスッポ抜け・・・。そんなこんなでついにタイムアップ。グレの顔を見ることはできず、カツオが2本釣れたのみであったが、グレックスのルールで前試合(2回戦)の1匹で代表になることができました。
 当日はどこの磯も状況が悪く、苦戦を強いられた試合ばかりだったようです。そのような中で何とか勝ち残れたのも支部長はじめ会員のお陰だと感謝しています。全国大会まで期間がありますので、しっかり練習を積んで臨もうと思います。TEAM GREX本部の役員の方、よろしく御願いします。ありがとうございました。







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