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株式会社グレックス 代表取締役 伊勢正海
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7月3日、4日、両日とも気温32度を超えるこの夏一番の猛暑の中、一生懸命に竿を振り続けた選手、次回こそは・・・を胸に応援してくださった選手、
また、手作りの大会を大成功させようと準備から精力的に動いてくださった役員の皆さん、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます、お疲れ様でした。
「G−1(ジーワン)」は、まだまだ生まれたばかりの大会で、今回が第3回。
回を追うごとに参加選手の釣技、マナーは飛躍的に向上しているように思う。めったに行く機会のない遠い釣り場でたっぷりと竿を出したい気持ちは誰でも同じだが、予選リーグ以後「敗者は全員見学」を基本姿勢にしている。この「全員見学」が、TEAM GREX全体の底上げに結び付いて行くのではないかと思う。
今大会は、潟Oレックスとウキ製造権でOEM契約をしている3名人に御参加願った。初日を終えた時点で、「名人の圧勝!」かと思われたが、33歳の
若き戦士が辛くもTEAM GREX1,400名の会員に「夢」を与えてくれた。優勝の
岩崎友樹選手、準優勝の小松和伸選手、2名ともトーナメント経験はまだ浅く荒削りな部分もあるが、これから本当に楽しみな選手の印象を強く持った。
釣りはあくまでも趣味の世界であるが、不文律のルールは確実に増えつつある。趣味とは言えルールが存在すれば、それはもう「スポーツ」の域なのだ。
スポーツに必要なものは何か・・・それは「練習」である。今大会出場選手の中で、大会に向かって釣り場以外でマキエの投てき練習、右に障害物、左に障害物、頭上に障害物を想定しての振り込み練習、片手に竿、片手にマキエ杓を持って振り込みと同時にマキエをかぶせる、テレビを観ながら仕掛け結びやハリ結び・・・等の練習をして来た選手が何人いただろうか。
釣りは、「釣った、釣れない」ではなく「一連の流れるような動作!」だと言う名人がいた。流れるような動作を身に付けるには、相当な釣行回数が必要である。しかし、何も釣り場だけがフィールドではない。近くの池や川、防波堤、自宅の庭、職場の机上、どこでも練習場になるのだ。「釣りに練習が必要なの?」と言う世界だから、少しでも練習した者が頭角を現すのである。
かく言う私も鹿児島工場へ出向した際は、昼休みに車で2〜3分の所にある堤防で週に3回ほど振り込みの練習をしている。何を隠そう私も「G−1」に夢を抱いている一人なのである。
第4回大会は、日程、場所ともに未定であるが、更にパワーアップした「G−1戦士」の熱き戦いを観ることが出来るだろう。その時は一目瞭然!・・・練習をして来た者としなかった者との差が・・・。
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